古くからの風習である戌の日の安産祈願について⭐️
【 安産祈願の意味 】
お産が軽くすみ、そしてお母さんと赤ちゃんの無事を願って行うこと
💭昔は妊娠に気付いても、庶民の家では普段通り働かなくてはいけない事情があり、
現在のように精度の高い妊娠検査もなかった為、
妊娠中のお母さんたちはお腹のわが子が無事に育っているのか
不安でいっぱいでした(>_<)
その為、妊娠5か月目の安定期である帯祝いまで無事だったときには
家族総出で喜び、村落の人も招き入れ、お赤飯を炊いて祝ったそうです。
このように安産祈願や帯祝いは、
親になる自覚を養いつつ、
みんなが赤ちゃんの成長を喜び祝う素敵な行事と言えます♪
◯戌の日とは
戌の日の「戌」とは十二支にでてくる戌のことを意味しています。
日本の暦には十二支がそれぞれあてられており、戌の日も12日に1度めぐってきます。
◯なぜ戌の日?
比較的お産が軽く、一度にたくさんの仔犬を出産する犬の力にあやかって、
暦で設定された「戌の日」に腹帯を巻いて安産を祈願する習わしがあります。
【 戌の日は何をすれば良いの ( `・ ω´・)? 】
・神社で安産祈願
12日に1度のペースでめぐってくる戌の日ですが、
なかでも1番良いとされているのが、
妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に安産祈願をすることです(^ ^)
神社に出向き、お祓いと祈祷をしてもらって、
同じくお祓いや祈祷が済んだ腹帯を受け取ります。
腹帯は、自分で持参する場合もあれば、持ち込みを禁止しており、
神社で用意されているものを使うという決まりがあるところもあります。
神社によっては、すでに腹帯を巻いて参拝し、お祓いや祈祷を受けるというところもあります。
安産祈願の前には、参拝予定の神社に連絡を入れて確認しておくことをおすすめします!
【 腹帯の役割 】
・腹部の保温
・胎児の位置を安定させる
・弱くなった腹筋や子宮筋を補助し、重くなるお腹を支えて腰を楽にする
妊婦さんは腰痛になりやすいと言われています。
おなかの赤ちゃんを抱えているため、骨盤に負担がかかり姿勢が変わってきます💦
大きくなるおなかを支えるために、上体をそらすようになり
腰への負担が大きくなることから、腰痛へつながります。
腹帯は、大きくなったお腹を下から持ち上げるようにしっかり支える設計となっているので
妊娠中は腹帯を着用し、体のバランスを整え、腰や背中の負担を和らげましょう!
また、お腹が大きくなると皮膚が伸びて毛穴も開き、
体の熱が外に逃げ、冷えやすくなります。
腹帯は冷えによる早産・流産を招かないための保温効果もあります!
腰痛予防、冷えの予防のためにも腹帯をつけることが重要になります💖
戌の日に安産祈願をするのは、あくまでも目安です。
安産祈願は「安定期に入った体調のいい日」に行うということが大切です(*^ω^*)