みなさん、こんにちは(=^ェ^=)
前回に引き続き、今回は鉄分について書いていきたいと思います!
〈 鉄分の必要性 〉
女性に多くみられる、鉄欠乏性貧血。
体内の鉄が不足して起こる貧血のことを、鉄欠乏性貧血と言います。
妊娠中は特に貧血になりやすい状態です(;´д`)
赤ちゃんの体が作られるとともに、血液もどんどん必要になります!
赤ちゃんに必要な酸素・栄養を運ぶため血液量が増えますが、
増えているほとんどが、水分のため赤血球は増えず血液は薄まった状態に(◎_◎)!
さらに赤ちゃんは、母体から鉄分を必要とするため鉄分が不足し貧血になりやすくなります。
〈 不足すると…? 〉
鉄分は胎児に優先して供給されるため、貧血による影響がすぐに赤ちゃんに出ることはないそうですが、
鉄分不足は、胎児発育遅延や早産などを引き起こす可能性があるそうです(>_<)💦
また、妊娠性貧血になると出産時の出血多量などがみられたり、
産後に疲労・回復の遅延、母乳が出にくくなることもあるので積極的に摂りましょう(*^ω^*)
妊娠中期以降は、普段の倍の鉄分が必要と言われています!
厚生労働省による1日の推奨摂取量
妊娠初期は20代で8.5mg、30代で9.0㎎
中期以降は20代で21mg、30代で21.5㎎
*鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類が存在します。
「ヘム鉄」 :肉や魚などの動物性食品に多く含まれる鉄分。
牛赤身肉・カツオ・しじみ・あさり・レバー(※ビタミンAを多く含有するの
で妊娠初期は食べ過ぎに注意)
「非ヘム鉄」:植物性食品、特に乳製品やたまごに豊富に含まれる鉄分。
単体では吸収されにくい特性があります。
納豆・豆腐・ほうれん草・小松菜など
⭐️ Point ⭐️
非ヘム鉄の吸収率をアップさせるためには、動物性タンパク質(肉)とビタミンCを同時にとりましょうᕦ(ò_óˇ)ᕤ
*ビタミンCは葉酸や鉄分の吸収をよくします!
またビタミンCは、胎児の脳・血管・骨などを形成するという重要な役割を持っています。
これは、ビタミンCの「コラーゲンの生成を補助する」働きによるもので、
コラーゲンの生成が促進されると丈夫な皮膚・骨・血管ができ、
健康的な身体づくりに役立つのです☆
さらに免疫を高める効果があるので、
妊娠中、簡単に薬が飲めない妊婦さんには心強い味方ですね(^ ^)💓
芽キャベツ・キウイ・ブロッコリー・レモン・ピーマン・いちごなどに多く含まれています。
熱に弱いので、新鮮なサラダ・ジュースがおすすめです♪
ビタミンCの摂取目安量は、1日あたり100mgです。
妊娠中(初期~後期)はこれに+10mg、授乳中は+45mgとなります。
ただし、この100mgというのは壊血病を防ぐために必要な最小限の量で、ビタミンCは体内でさまざまな用途に使われ、ストレスや疲労などでどんどん消費されてしまうため、許容上限の範囲で多めに摂取しておくことが大切です!
ちなみに許容上限は妊娠中で1800mg、授乳中は2000mgとなっています(^o^)♪
猫の手では、妊婦さん(安定期〜)も施術を行なっています♪
詳しくはホームページをご覧ください(=^ェ^=)